横浜で新たにスタートしたマンションリノベーション工事。今回の現場では、まず既存の内装をすべて解体し、室内を“空っぽの状態”にする工程から始まりました。
この「何もない状態」を フルスケルトン と呼びます。ここから、住まいを一からつくり上げる本格的なリノベーションが進んでいきます。
目次
和室の天井を撤去し、高い天井へ
こちらは解体前の様子です。
天井を撤去すると、塗装仕上げが可能になり、以前よりもぐっと天井が高くなります。古いマンションでも天井高を確保できるのは、フルスケルトンならではの大きな魅力です。


天井裏に現れた電気配線
天井を解体すると、タコの足のように見える電気配線が姿をあらわします。ここが今後の電気工事の基盤となり、新しい照明計画のための重要な“電気の基地”となります。

コルクタイルの撤去は大変な作業
床の解体では、古いコルクタイルが登場しました。
コルクタイルは剥がしに非常に時間がかかり、ひとつずつ丁寧にめくり上げる作業が必要です。地味な工程ですが、リノベーションの品質を左右する重要なステップです。


解体廃材の量は想像以上
解体が進むと、このように大量の廃材が発生します。
廃材を積むために使用するのが、こちらの大きなコンテナ。荷台から降ろし、そこに解体材をどんどん積み込んでいきます。


養生は工事の基本
工事が始まる前には、必ず 養生(保護作業) を行います。
施工箇所だけではなく、共用廊下やエントランスまでしっかり養生し、住民の方々に迷惑がかからないよう丁寧に準備します。
養生テープや養生材を使って、傷や汚れを徹底的に防ぎます。


床下の状態がこちら
解体すると、床下はこのような構造になっています。
普段は見えない部分ですが、リノベーションでは配管や電気の再配置など、基礎部分から整えていきます。


3日後──フルスケルトンが完成
最初の解体開始から3日後、ついにフルスケルトンの状態に。
赤い配管はマンションの共用管のため移動ができませんが、その他はすべて撤去され、完全な“ゼロスタート”の状態になりました。
ここから、給排水工事・電気工事・間取り変更・造作・仕上げへと一気に進んでいきます。
次回は、このフルスケルトンからどのように新しい住まいがつくられていくのかをご紹介します。ぜひ続きもご覧ください。
横浜リノベーションについて
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