新築価格の上昇にともなって、中古住宅が人気を集めています。しかし中古戸建をリノベーションするのなら、断熱性の向上もしたほうがよいでしょう。
そこで今回のコラムでは、断熱性の重要性や業者選びのポイントを解説します。
中古戸建を購入してのリノベーションをお考えの方は、ぜひ参考にしてください!
目次
中古戸建住宅で断熱性が重要な理由
築10年を超える中古の戸建住宅は断熱性が低いことが多く、築30年を超える住宅にいたっては断熱材自体が入っていないことも少なくありません。
断熱性が低い住宅は、夏は暑く、冬は寒いだけではなく、結露やヒートショックなどの健康面でのリスクも抱えています。さらに冷暖房が効きにくいので、光熱費も高くなります。
光熱費を抑えつつも快適に暮らすためにも、リノベーション時に断熱性が高い建材を選ぶことが重要です。
どこを断熱すれば効果的?リノベーションで注目すべき部位
断熱性を高めるためには、住宅全体に断熱施工を行います。しかしそれにはとても高額な費用がかかるため、断熱性にこだわると、あっという間に予算オーバーしてしまいます。
そのため中古住宅を購入してリノベーションする場合には、適所に高断熱建材を選ぶのがおすすめ。具体的にどのような部分に断熱建材を選べばよいのでしょうか?
屋根と天井の断熱
屋根や天井は、住宅の中でもとくに熱の出入りが大きい部分です。夏場は屋根の熱が室内へと伝わり、室温が上昇しやすくなります。
住宅の断熱性を高めるためには、屋根や天井までしっかりと断熱改修を行いましょう。
開口部(窓・ドア)の断熱
窓やドアなどの開口部からの熱損失は、住宅の50%以上を占めています。そのため開口部に高断熱建材を選ぶだけでも、断熱性の向上を感じられるでしょう。
具体的には複層ガラスへや樹脂サッシへの交換、内窓の設置を行います。
玄関ドアを断熱性が高いものへと交換するのも効果的です。
断熱改修と同時に検討したいポイント
中古住宅のリノベーションでは、断熱改修と同時に行っておきたい工事がいくつかあります。
耐震補強との同時施工
断熱改修とともに行いたいのが、耐震補強です。
2000年(平成12年)5月31日以前に建築確認を受けた住宅は現行の耐震基準を満たしていないため、大地震が発生したときに倒壊してしまう可能性があります。
とくに1981年(昭和56年)5月31日以前に建てられた『旧耐震基準』の戸建住宅は耐震性がとても低く、耐震補強が欠かせません。
断熱性と同時に耐震性も高めて、安心して暮らせる住まいにリノベーションしましょう。
省エネ設備や家電の導入
住宅の断熱性を高めるだけでも光熱費は抑えられますが、省エネ性が高い設備を導入することでより経済的メリットを得られます。給湯器やエアコン、冷蔵庫、テレビなどに省エネ性が高いものを選ぶのがおすすめです。
将来のライフスタイル変化を見据えた間取り変更
リノベーションを行うのなら、世帯人数や部屋の用途、動線などを考えた間取りへと変更しましょう。戸建住宅は間取りの自由度が高いため、自分たちの希望に合わせて注文住宅のような住まいへと変えることができます。
ただしリノベーションでは“決められた範囲内”でのプランニングになるため、担当者の知識や経験、プランニング力が必須。会社選びが重要になります。
【関連記事】リノベーション業者の選び方について。設計事務所のメリット。
【関連記事】信頼できるリノベーション会社・担当者を選ぶことが、リノベーション成功への鍵です。
リノベーション会社を選ぶ際のチェックポイント
中古戸建のリノベーションは、どんな会社に依頼したらいいのでしょうか。
会社選びのポイントも押さえておきましょう。
断熱リノベーションの実績
断熱材にはさまざまな種類があり、予算や住宅の状態に合う素材を見極めるためには施工技術だけではなく、断熱材への理解度も求められます。
しかしリノベーション会社によっては「内装工事は多いものの、断熱改修の実績はあまりない」という会社も少なくありません。住宅の断熱性をしっかりと高めるためには、断熱改修の実績が豊富な会社に相談することが大切です。
【関連記事】築50年以上の古民家も再生可能!横浜リノベーションなら、どんな住宅でも生まれ変わらせる力があります
アフターフォローや保証体制
リノベーション会社を選ぶときには、アフターフォローや保証体制の確認も欠かせません。
たとえば引き渡し後に雨漏りがしたり設備の不具合が出たりしたときに、保証制度がなければ自己負担で修理依頼をすることになります。
工事中だけではなく工事後も安心して暮らしていくためには、アフターフォローや保証体制が整っている会社に依頼しましょう。
なお、横浜リノベーションでは設備・機器メーカー保証だけでなく、リノベーション工事の保証も部位別に設けていますので、安心して工事していただけます。
中古戸建の断熱リフォームを希望の方は、横浜リノベーションにご相談ください
中古住宅をリノベーションするのなら、同時に高断熱建材への交換も検討しましょう。
開口部の断熱性を高めておけば、住宅全体に断熱施工を行わずとも快適に暮らせます。
しかし断熱性を向上させるためには、素材や建材だけではなく、間取りのプランニングも重要です。
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