リノベーションのためのマンション購入。気を付けることは？ | 横浜リノベーションのブログ

マンションを購入してリノベーションする場合、物件購入のステップで失敗してしまう方も少なくありません。リノベーションを成功させて理想の暮らしを手に入れるためには、どんな物件を購入すればいいのでしょうか？

今回はリノベーションに向いているマンション、そうではないマンションの特徴を知り、注意すべきポイントを確認していきましょう。

リノベーションに向いているマンション

次の項目に当てはまるマンションは、リノベーションに向いています。

「ラーメン構造」は柱と梁で建物を支える構造のことで、室内に耐力壁が出ないためリノベーションで大きく間取りを変更することができます。

3LDKの間取りを2LDKにしたり、納戸や書斎を増やしたりもできるので、間取りをあまり気にせずに物件購入ができるのも魅力の一つです。

しかし、間取り変更にストップをかけるのが、規約による改装制限です。
管理規約によって水まわりの移動や改装範囲などが定められている場合、リノベーションの自由度は一気に下がってしまいます。

規約を無視して工事を行うと、中断はおろか現状復帰を求められる可能性もあるので注意が必要です。

どのような物件でも基本的にリノベーションは可能ですが、構造や改装制限によって工事規模が狭まってしまうケースもあります。

せっかく物件を探してリノベーションをするなら、自由に改装できる物件を選びましょう。

前述したように、どのような物件でも基本的にリノベーションは可能です。
しかし建物の状態によって費用に差がでるので、費用面からみたときに不向きと考えるマンションの特徴を知っておきましょう。

水まわりに不備や欠陥がある物件は、設備の入れ替えだけでなく、補修工事も必要になるため工事費用が高くなります。特に水漏れが起こっている場合は配管の交換はもちろん、状態によってはカビの除去作業が必要になることも。

リノベーション時にきれいに修繕することはできますが、費用を抑えるためにもできれば大きな欠陥がない物件を選びましょう。

また、リノベーションに直接関係するわけではありませんが、修繕履歴が不明なマンションもおすすめできません。マンションは定期的に大規模修繕やメンテナンスを行い、安全性や美しさを保っています。

これらの履歴が不明なマンションはいつ修繕が行われたかがわからず、いつ修繕がくるのか、どのくらいの費用がかかるのかも不透明です。

リノベーションでせっかく室内をきれいにしても、エントランスや外壁、エレベーターなどの共用部分が劣化すると資産価値が下がってしまいます。

突然修繕が行われると突発的に費用が回収されたり、修繕費用の値上げが行われたりする可能性があるため、家計を圧迫してしまうかもしれません。

物件選びの際には、修繕履歴が確認できるマンションを選びましょう。

リノベーションに向いているマンション、向かないマンションを説明してきました。
やや繰り返しにはなりますが、最後に物件選びで注意すべきポイントを確認していきましょう。

マンションリノベーションのネックは、改装制限が多いことだとお伝えしました。
しかし、管理規約によっては自由に水まわりの位置移動や、中二階やロフトの設置などが可能です。

特にラーメン構造のマンションであれば間取り変更も可能で、管理規約の制限が少なければ戸建て住宅以上に自由にリノベーションできます。

物件を購入する際には必ずマンション管理規約を確認し、リノベーションが可能な範囲を調べておきましょう。

マンションを購入する際には、必ず構造を確認してください。

構造は前項で説明した「ラーメン構造」と、柱と梁の代わりに耐力壁で建物を支える「壁式構造」の2種類に分かれます。

壁式構造で建てられているマンションは壁を壊せないので、間取り変更をできないことがほとんど。間取り変更をしたい方や、大きく室内の雰囲気を変えたい方には不向きです。

築年数が40年を超えるマンションは、新耐震基準をクリアしていない場合があります。

耐震基準には、1981年5月31日までに適用されていた「旧耐震基準」、それ以降に適用された「新耐震基準」があり、耐震性に差があります。

耐震工事によって新耐震基準に対応しているマンションも多いのですが、耐震工事を受けていないマンションは旧耐震基準のままです。

物件を購入する際には「旧耐震基準と新耐震基準のどちらで建てられたのか」「耐震補強工事はされているのか」の2点を確認しておきましょう。

リノベーションは、基本的にどんな状態のマンションでも行えます。穴が空いていたり壊れたりしていても、修繕することは可能です。しかし、物件の状態が悪く、修繕箇所が多いほど費用は高額になります。

また、改修制限が多いマンションは間取り変更にも制限がでるので、リノベーションをするのであれば物件は慎重に選ばなければなりません。

横浜リノベーションでは物件選びからリノベーションまで、ワンストップでお手伝いしております。

建物の構造や状態など、さまざまな観点から判断してお客さまにぴったりの物件を見つけます。まずは、フリーダイヤル（番号：0120-945-887）やお問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。