新築、中古問わずマンションの価格が高騰している今、団地リノベーションが注目されつつあります。団地と言えば、「設備が古い」「室内が狭い」などのマイナスなイメージを抱くかもしれませんが、それらはすべてリノベーションで解決できます！
今回は、団地リノベーションの魅力や成功事例から工事のポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
団地リノベーションの魅力
まずは団地リノベーションの魅力を3つ、お伝えします。
魅力１：物件購入費用を抑えられる
団地の魅力は、なんといっても購入費用を抑えられることです。
立地や築年数にもよって異なりますが、1,000万円以下の物件も多くあります。
古い建物は耐震性が心配になるかもしれませんが、団地は同年代に建てられた民間物件よりも高い耐震性を持つ場合がほとんどです。
魅力２：生活に必要な施設が近くに揃っている
数百戸～数千戸の住民が暮らしてきた団地は、スーパー、ドラッグストア、病院、学校、公園などの生活に必要な施設がすべて徒歩圏内に揃っています。
便利なのはもちろんですが、車移動が減ってガソリン代を抑えられるのもうれしいメリットですね。
魅力３：室内が新築以上の仕上がりになる
団地は「設備が古い」「室内が狭い」のイメージどおり、1960年に流行したリビング・ダイニング独立型の間取りがほとんどです。個室を確保するために、各部屋の面積もあまり大きくはありません。
しかしリノベーションをすれば、個室を減らして広いLDKをつくったり、オープンキッチンにしたりなど、ライフスタイルに合わせた間取りに変更できます。最新の設備に入れ替えて新築以上の仕上がりにできるのも、団地リノベーションの魅力です。
団地リノベーションの成功事例とポイント
横浜リノベーションが手がけた団地改修がどのような仕上がりになったのか。
成功事例から、工事のポイントを解説していきます。
お家時間が充実する、広々としたLDKに改修した事例
独立していたリビングとダイニングをつなげ、さらに個室を和室にすることで一戸建てのような広々としたLDKを実現した事例です。
ダイニングテーブル、ソファを置いても圧迫感がなく、ゆったりと過ごせます。
床材は無垢フローリングへと張り替えたので、裸足で歩いても冷たさを感じることはありません。フローリングシートが基本の団地に無垢床を取り入れられるのも、リノベーションならではのポイントです。
排気ダクトをあえて見せることで、温かみの中にどこか無骨感のある、現代風のデザインに生まれ変わりました。
お料理が楽しくなる！壁付けキッチンからオープンキッチンに
団地の壁付けキッチンを、LDKを見渡せるオープンキッチンへと変更した事例です。
造作キッチン＋圧迫感の少ないフラットレンジフードの採用で、すっきりとした空間に仕上がっています。
写真左奥に見えるのは、食品やストック品を収納できるパントリーです。
パントリーといえば戸建て住宅などの広い家の特権というイメージがありますが、団地でもプランしだいでパントリーを作れます。
キッチン前には食事や作業をできるカウンターを造作し、デザイン、実用性ともにバツグンなキッチンを団地で実現しました。
団地の古い設備をリノベーションで一新！こだわりの設備空間を実現
女性のお客さまの多くが、キッチン・浴室・トイレ・洗面などの水まわり設備の仕上がりを心配されます。生活において、水まわり設備の使いやすさやデザインはとても重要ですよね。
もちろん団地の古い水まわり設備も、リノベーションで生まれ変わらせることができます！
団地特有の狭い浴室を、ティファニーブルーの爽やかな浴室にリノベーションした事例を見てみましょう。
団地の浴室は在来工法がほとんどで抜けない壁も多いため、エンジニアのプラン力がとくに試される部分です。こちらの事例も左横の壁が抜けなかったため、バスタブをどう収めるかが課題でした。
いろいろと試行錯誤した結果、間口に合うバスタブを探し、お客さまの「猫足のバスタブにしたい！」の希望を叶えつつ、メーカーのユニットバスよりも費用を抑えることに成功！
とても喜んでいただけました。
続いてこちらの事例は、シャワートイレ一体型便器へと入れ替えた事例です。
トイレは約1畳ほどの小さな空間なので、壁紙で遊び心を出せるのがポイント。リビングに採用するには少し勇気がいるような柄物の壁紙や、派手な色を選んで個性を存分に表現できます。
トイレがリビング横にあるなどで流水音が気になるときには、トイレを囲うように断熱材を施工するなど、間取りに合わせた工夫も忘れません。古くて狭い団地でも、プランニングしだいで快適な暮らしが手に入るのです。
団地リノベーションで、費用を抑えて理想的な暮らしを
今回の記事では、団地リノベーションの魅力をお伝えさせていただきました。
みなさんがイメージするような団地とは違う、現代のトレンドやお客さまの希望を反映した室内に仕上がっていたと思います。
ただ、団地リノベーションには高いプラン力が必要です。
そもそもリノベーションに向かない団地を買ってしまうと、間取り変更や水まわり設備の移動ができないケースもあります。
横浜リノベーションは団地リノベーションを多く手がけており、これまでお客さまの予算や希望に合わせたマイホーム計画をいくつもサポートしてきました。
団地リノベーションに魅力を感じた方は、まずはご相談ください。
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