「家を大切にするように」親の想いを受け継ぐマンションリノベーション｜横浜リノベーション | 横浜リノベーションのブログ

ご両親から引き継いだ大切な住まいをリノベーションすることになった今回のプロジェクト。
「家を大切にするように」という想いを受け継ぎ、
クライアント様ご夫婦が新たな暮らしを始めるための空間づくりがスタートしました。

クライアント様はピアノがご趣味とのことで、設計の中心には「音楽を楽しめる空間」が据えられています。

ピアノを奏でる部屋に室内窓を設け、家族の気配を感じる空間へ

ピアノ室は、リビングからも様子がわかるように室内窓を設置。
壁で完全に仕切るのではなく、ガラス越しに光と気配が伝わる設計にしました。

リビングからの自然光がピアノ室に届き、個室にいながらもリビングの雰囲気を感じられる。
一方で、リビング側から見ても空間に奥行きとデザイン性を与えるポイントになっています。

室内窓がつくことで、お部屋の表情がぐっと引き締まり、完成後の空間イメージが一気に見えてくる瞬間です。

リビングは2面採光で、日中はたっぷりと光が差し込む心地よい空間。
高台の立地を活かし、窓からは抜けるような景色が広がります。

明るい陽光と風が通り抜けるこの空間は、ご夫婦が穏やかな時間を過ごす場所として計画されました。

現在は仕上げ前の段階ですが、これからクロスを貼り、照明や造作家具が入ることで、より豊かなリビング空間へと仕上がっていきます。

キッチンに隣接するダイニングは、造作のカウンター式。
調理したものをすぐに出せる動線で、生活のしやすさを重視しました。

電気鍋やケトルを置けるよう、カウンター前にはコンセントも配置。
コンパクトながらも利便性が高く、日々の暮らしを快適にする設計となっています。

現在は壁紙（クロス）を貼る前の下地処理の段階。
壁に見える点や線のような跡は、ビス穴や段差を埋める「パテ埋め」の跡です。

この作業を丁寧に行うことで、クロスが滑らかに仕上がります。
パテ埋め後は、さらにヤスリをかけて平滑に整えるため、一見地味ながらも最も仕上がりを左右する大切な工程です。

ご両親から受け継いだ大切な家に、新しい家族のライフスタイルを融合させるリノベーション。
これからクロスや建具、照明が加わり、いよいよ完成が近づいています。

完成後には、光・音・景色が心地よく調和する住まいが誕生します。
引き続き進捗をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに。

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