室内を改装することで、快適な暮らしが手に入る「リノベーション」。けれど、どんなタイミングで行えばいいのか、悩みますよね。
実際にリノベーションを行った方は、なにをきっかけに工事を依頼したのでしょうか?
今回は、ライフスタイルや統計から読み取れる、リノベーションのきっかけを解説していきます。ぜひ参考にしてください。
目次
ライフスタイルから見るマンションリノベーションのきっかけ
お子さんが生まれたときや巣立ったとき、退職して自宅にいる時間が増えたときには、これまでは何も思っていなかったことが、急に不便に感じたり、気になったりしますよね。
そのようなときが、マンションリノベーションのタイミングです。ここでは、ライフスタイルから見る、マンションリノベーションのきっかけを説明します。
出産して家族が増えたから
出産して家族が増えると、生活はガラリと変わります。大人にとっては危なくないものでも、赤ちゃんにとっては危険なものになることも多いです。とくに歩きが安定しない0〜2歳前後には、転けて頭やおでこをぶつける心配もありますよね。
そのため、フローリングには転けても痛くないクッションフロアを使用したり、壁紙は汚れにくい素材にしたりなど、赤ちゃんと過ごしやすい環境を作るためにリノベーションをする方も多いです。
退職して自宅にいる時間が増えたから
退職するとこれまでよりも、自宅にいる時間がグッと増えます。
自宅時間が増えたことによって、現役で働いていたときには気にならなかった、室内の劣化や汚れなどが気になりはじめ、退職金を使ってリノベーションをする人も多くみられます。
また「趣味の部屋がほしい」「夫婦でそれぞれ過ごすスペースがほしい」など、第二の人生を楽しむためにリノベーションをする人も多いです。
退職していると打ち合わせにも出向きやすくなるので、ゆっくりじっくりとリノベーションプランを考えられることもメリットと言えます。
具体的にリノベーションのイメージが決まっていなかったとしても、「こんな暮らしをしてみたい」という、ざっくりとした希望があれば、そこから担当者と話しながらプランを考えることも可能です。
今の暮らしに不便さを感じている方や、部屋のイメージや間取りを変えたいと思っている方は、まずはリノベーション会社に相談してみてください。
統計から見るマンションリフォームのきっかけ
生活に合わせたリフォームをするのが一番だとわかってはいても、どんなタイミングで工事を決断した人が多いのか、気になりますよね。
ここでは「2020年度 住宅リフォームに関する消費者実態調査」のデータをもとに、リフォームのきっかけを紹介していきますので、参考にしてください。
設備や機器が古くなったから
マンションでリフォームをした人のうち、「設備や機器が古くなった、または壊れたから」と回答した人は、全体の45.5%と、約半数を占めています。
この数値から読み取れるのは、リフォームのきっかけは「設備の劣化や故障である人が多い」ということです。設備の劣化や故障は生活にダイレクトに影響します。
例えば、給湯器が壊れるとお湯を使えなくなりますし、トイレの水が流せなくなるとトイレを使えないので非常に困りますよね。
また、マンションでのリフォーム箇所は、トイレ(57.4%)、浴室・洗面所(55.9%)、キッチン(48.5%)と続き、約半数がリフォーム時に水まわり設備を入れ替えていることがわかります。
設備の入れ替えは基本的に一度に済ませると割引を受けられることが多く、工事や打ち合わせの手間も減らせます。そのため、どこかの設備を入れ替えるのを機に、まとめてリフォームする人が多いのでしょう。
耐用年数から見るリノベーション時期については、以下の記事に詳しくまとめています。こちらも併せて参考にしてください。
>マンションのリノベーション時期はいつ?耐用年数や年齢から考えてみよう
壁・床・天井などの内装部分が古くなったから
マンションリノベーションのきっかけで設備の次に多かったのが、「壁、床、天井などが古くなった、または壊れたから(27%)」です。
そしてリノベーション箇所として水まわり設備の次に回答が多かったのも、リビング(40.8%)でした。リビングは、自宅にいる時間のなかで、過ごす時間がもっとも長い場所だという人も多いでしょう。
また、来客時を案内する場所がリビングになる、という家庭が多いのではないでしょうか。家族が気持ちよく過ごせることはもちろん、来客時のことも考え、劣化が気になりはじめたタイミングでリノベーションを決意する人が多いのかもしれませんね。
今の住宅に長く住み続けたかったから
リノベーションをしたきっかけに「今の住宅に長く住み続けたかったから」と答えた人は、全体の21.3%でした。家は時間とともに劣化していくものなので、今住んでいる住宅に安心して住み続けるためには、定期的なメンテナンスが必須です。
リノベーションは劣化が進むほど工事費用がかかるので、早めにリノベーションしておくと費用を抑えることもできます。費用を抑えるためにも、劣化や汚れが気になりはじめたタイミングで、リノベーションを検討してみてください。
まとめ
リノベーションのきっかけは「人それぞれ」ではありますが、他の人がどんなタイミングでリノベーションをしたか知っておけば、参考にできますよね。
「今住んでいるマンションに住み続けるため」、または「ライフスタイルに合わせた暮らしをするため」にも、家族でリノベーションについて考えてみてください。
横浜リノベーションでは、間取りを変える大規模な工事も承っております。
「室内の雰囲気をガラッと変えたい」「間取りを変更したい」など、ご希望をお聞かせください。「できないリノベーションはない!」が私たちの強みです。
まずは、フリーダイヤル(番号:0120-945-887)やお問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。