リノベーションは元ある住宅の改修工事なので、なんとなく「すぐに終わりそう」というイメージを抱いていませんか?
物件購入とリノベーションをする場合、必要な期間は6ヶ月〜1年程度。意外と時間がかかるんです。
今回のブログでは、物件探しからリノベーションの引き渡しまでにかかる期間をお伝えします。最後には「リノベストーリー|着工編」も掲載しておりますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
目次
リノベーション完成までに必要な期間
リノベーションの完成までに必要な期間は、2ヶ月〜1年です。すでに物件があり、リノベーションのみの場合は2〜4ヶ月、物件探しから行う場合は6ヶ月〜1年程度かかります。
物件探しから引き渡しまで半年程度はかかる
物件探しからリノベーション引き渡しまでの、モデルスケジュールを見てみましょう。
必要期間 | 内容 |
1〜1.5ヶ月 | ・相談、ヒアリング
・物件探し ・物件の内見、調査 ・物件内見・物件調査(インスペクション) |
約5日 | ・ローン事前審査申し込み、見積書作成 |
2週間 | ・不動産買付申し込み、ファーストプラン提出 |
1〜1.5ヶ月 | ・不動産売買契約締結、基本設計契約締結
・ローン本審査申し込み・設計図作成、打ち合わせ |
2ヶ月 | ・融資実行、物件引き渡し・工事請負契約締結、着工
・リノベーション引き渡し |
物件探しからリノベーションの場合、引き渡しまでにかかる期間は、物件探しにどのくらいかかるのかによって大きく前後します。
物件探しは希望引っ越し時期の1年前のスタートがおすすめ
すぐに理想の物件が見つかれば、すぐにリノベーションの打ち合わせに進めますが、物件が見つからなければ具体的なプランを進めることはできません。
しかし、早く工事を進めたいからといって、物件の妥協はしたくはないですよね。
モデルスケジュールでは、物件探しから引き渡しまでを6ヶ月程度で算出していますが、できれば引っ越し希望時期まで、1年以上の余裕をもって計画を進めることをおすすめします。
例えばお子さんの小学校入学に合わせて引っ越しをしたい場合、11月ごろに集団健康診断、2月ごろに入学説明会があるため、それまでに引っ越し先を確定しておくと手続きがスムーズです。
入学のタイミングでリノベーションを考えている方は、お子さんの入学1年前ごろから物件探しをスタートしておきましょう。
補助金や減税制度の期限にも要注意!
物件購入やリノベーションをしたときには、さまざまな補助金や優遇制度を受けられるのですが、中には期限があるものも……期限をたった1日でも過ぎてしまうと、補助金がもらえなかったり、減税制度の割合が下がったりしてしまうこともあるので要注意!
多くの制度では申請期間に6ヶ月〜1年程度設けられているため、制度の開始時期とともに物件探しをスタートすれば、制度を逃してしまう可能性は低くなります。
リノベーションを検討している方は、希望引っ越し時期や制度の申請時期なども考えながら、物件探しのスタート時期を逆算してみてくださいね。
物件探しは重要!余裕を持った期間設定を!
弊社のブログでは毎回のように繰り返しお伝えしているのですが、リノベーションにおいて、物件探しはとても重要です。
できるだけ希望条件に近い物件を見つけるためにも、引っ越し希望時期が決まっている方は、できるだけ早く物件探しをスタートしましょう。
物件探しの大切さ、注意点などをまとめたブログもありますので、こちらも参考にしてくださいね。
>理想をかなえるリノベーション。あなたにぴったりの物件はなに?
●リノベストーリー|着工開始!水まわり設備編
〜あらすじ〜
打ち合わせ時に、たくさんの希望を挙げてくださったYさま。
リノベーションの具体的なイメージができてきましたが、リノベーション予算は600万円ほど。Yさまの希望はどこまで叶えられるのでしょうか……?
水まわり設備の着工スタートです!
理想とコストのバランスを考えて造作を導入!
Yさまは水まわりに関して、次の希望がありました。
- アイランドキッチンを設置したい
- お風呂は猫足バスタブを設置したい
- 洗面はベッセル風にしたい
そこで弊社はYさまの希望とコストのバランスを考え、キッチンと洗面を造作で対応することに!Yさまは1人暮らしでキッチン用品や食器も少ないので、キッチンはオープンタイプでオシャレにしつつ、コストの削減もクリアしました。
そして洗面も、Yさま希望のベッセル風のデザインに造作。ボックスタイプの鏡にすることで収納もバッチリ確保しました。
そして浴室には、Yさま希望のかわいい猫脚タイプのバスタブを設置。壁面はティファニーブルーと白色レンガの2色で仕上げ、毎日朝シャワーしたくなるような、清潔感たっぷりの浴室になりました。
造作を取り入れることで、水まわりはYさまの希望をすべて叶えることができました!
しかし、まだ内装部分が残っています。<<<どうする内装!>>>
次回は、「着工開始!クロス・フローリング編」です。お楽しみに!
- リノベストーリーの一言
家づくりのコラム記事では「造作は割高」「造作の方がかえって高くなる」といわれることもありますが、造作の内容によりけりです。
カウンター下をオープンタイプにしたり、使う素材でコストを抑えたりと、費用を削るやり方はたくさんあります。
弊社がつくるのは「コストを抑え、お客さまの希望をできるだけ多く叶える造作」。
メーカー製品の値上げが止まらない今、上手に造作を取り入れていきたいですね。
造作をお考えの方は、フリーダイヤル(番号:0120-945-887)やお問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。