これで後悔しない!マンションのスケルトンリノベーションのメリットデメリットを解説!

内装をすべて解体し、新しく作り変える『スケルトンリノベーション』には、間取りの自由度や修繕面などで、さまざまなメリットがあります。
しかしその一方で、費用面や工期などにデメリットとも言える部分もあるため、慎重に検討しなくてはなりません。

工事後に後悔しないためにも、本コラムを通してスケルトンリノベーションの“良い所”と“悪い所”をしっかり頭に入れておきましょう!

スケルトンリノベーションのメリット

まずは、スケルトンリノベーションの“良い所”から見ていきましょう。
室内を骨組み(スケルトン)の状態にするからこそ得られる、さまざまなメリットがあります。

間取り変更の自由度が高い

壁紙や床材などの内装材のみを交換するリフォームとは違って、スケルトンリノベーションは内装材だけではなく壊せる壁も解体時に取り除きます。
元の間取りから部屋数や配置を変えたりして、注文住宅のように自分たちのライフスタイルを反映した住まいづくりができる点がメリットです。

配管類の交換ができる

マンションの床下や壁裏には、給水管、排水管、給湯管、ガス管などの配管類が隠れており、これらを交換するときには内装を一部解体しなくてはなりません。
しかしスケルトンリノベーションでは、基礎部分が見える状態まで内装を解体するため、配管類を交換することができます。
部分的なリフォームでは触れられない配管類を修繕できるのは、スケルトンリノベーションを選択する大きなメリットです。

断熱性を高められる

マンションの断熱リフォームは内窓の設置が一般的ですが、スケルトンリノベーションであれば、室内側の壁に断熱材を施工できる点もメリットのひとつです。専有部分全体に断熱材を入れ、さらに内窓を設置して窓側の断熱性も高めれば、室内の断熱性を高められます。
断熱性の高い部屋は、夏は涼しく、冬は暖かく暮らせるだけではなく、結露やカビを防ぐこともできます。

新築と比べて費用を抑えられることが多い

スケルトンリノベーションをした住まいは新築以上の仕上がりになりますが、多くの場合、新築よりも費用を抑えられます。
費用を抑えつつも希望を反映したマイホームが手に入るのは、中古物件 × スケルトンリノベーションを選択する大きなメリットです。

参考記事:2023年も新築が高すぎる!予算を抑えて希望を叶える“中古物件×リノベーション”という選択肢

スケルトンリノベーションのデメリット 悪い所

スケルトンリノベーションに決定的なデメリットはありませんが、取り方によっては“悪い所”と言える部分もあります。

部分リフォームと比べると費用が高い

スケルトンリノベーションは工事規模も大きくなる分、部分リフォームと比べるとどうしても費用が高くなってしまいます。
リフォームと同じ費用感でいると、「思ったよりも高い」と感じてしまうかもしれません。

しかし前章で挙げたように、スケルトンリノベーションではリフォームではできない間取り変更が可能で、さらに配管類も交換できます。
根本からしっかりと修繕しておけば、不具合が出たときにその都度直すよりも、結果的に費用を抑えられる場合がほとんどです。
目先の費用だけではなく、長い目で見たときの費用で考えるとコストパフォーマンスに優れています。

打ち合わせと工事に時間がかかる

部分的なリフォームは数日〜長くても数週間で終わりますが、スケルトンリノベーションは数ヶ月間はかかります。
元ある物件を工事する場合も最短で3か月、中古物件探しから始めるのなら半年〜1年ほどは見ておきたいところです。
さらにリフォームのように住みながらの工事もできないので、工期の長さはスケルトンリノベーションのデメリットと言える部分かもしれません。

しかし工期が長いのは悪いことばかりではなく、時間をかけられる分、担当者(リノベーションエンジニア)との関係性も深くなっていくため、希望や要望をより住まいに反映しやすくなります。
入居時期が決まっている方は、逆算してできるだけ早く行動しましょう。

参考記事:中古マンションのリノベーションはどのくらいの期間がかかる?いつから行動すべき?

業者によって仕上がりに差が出ることがある

スケルトンリノベーションを手がける業者は多くありますが、打ち合わせの進め方や得意とするテイストはそれぞれ異なるので、依頼する業者によって仕上がりに差が出ることもあります。
業者選びの難しさは、スケルトンリノベーションのデメリットと言える部分です。

しかしこの問題も、自分たちの希望や要望などから、それを得意とするリノベーション会社を探すことでクリアできます。
費用の安さだけにとらわれず、設計力やデザイン性、担当者の知識量などから自分に合う業者を見つけましょう。

参考記事:リノベーション失敗回避!「物件選び」と「業者選び」の確認ポイントを解説。

北欧×カントリーテイスト-リビングダイニング

スケルトンリノベーションを成功させる方法

メリットとデメリットを理解してはいても、「何を意識すれば成功するんだろう?」と悩んでいる方も多いはずです。
最後に、スケルトンリノベーションを成功させる方法を3つお伝えします。

設計が得意なリノベーション会社を探す

スケルトンリノベーションでは間取りを作り変えるため、図面作成が必須です。とくに水まわり設備の配置を変えるには、配管類の移動も必要になるため、設計力や技術力が高いリノベーション会社を探すことが成功のポイントになります。

設計力と技術力を見極めるためには、その会社が実際に手がけた施工事例を見るのが1番です。部屋の仕上がりはどのようになっているのか、ビフォー・アフター写真や設計のポイント、施主のコメントなどを確認してみてください。

横浜リノベーションが手がけた施工事例は、こちらのページからご確認いただけます。

参考記事:リノベーション業者の選び方について。設計事務所のメリット。

中古物件探しからワンストップで対応できる業者を探す

ひと昔前までは、物件探しは不動産会社、工事はリノベーション会社に依頼するのが当たり前でした。しかし最近では、物件探しからリノベーションまでをすべて対応できる会社も増えてきています。これを『ワンストップリノベーション』といいます。

物件探しからリノベーション会社に依頼するメリットは、

  • リノベーションを前提にした物件を提案してもらえる
  • 物件購入と工事を合わせた予算を考えてもらえる

の2つです。

ワンストップリノベーションなら自分たちの希望と要望を伝えたうえで、それを実現できる物件を探してもらえるので、物件選びで失敗するリスクがなくなります。
さらに物件購入と工事を含めて予算を伝えられるので、どちらかの予算がオーバーしてしまう心配もありません。
物件探しから工事までをすべてを任せられるのは、ワンストップリノベーションができる会社に依頼する大きなメリットです。

参考記事:私たちが「ワンストップリノベーション」をおすすめする理由

無理なく返済できる予算を考える

スケルトンリノベーションに限った話ではありませんが、家づくりでよくあるのが“資金面での失敗”です。住宅ローンの借入限度額で契約した結果、「返済が厳しい」「趣味に使えるお金がなくなった」という方も多くいます。

家を買ったあとに後悔しないためには、無理なく返済できる予算を考えることが重要です。住宅ローンの借入額を予算に設定する方も多いですが、できれば返済可能額から借入額を考えてみてください。

参考記事:本当に返済できる?リノベーションにおける住宅ローンの借入額の考え方

参考記事:無謀な予算決めはNG!その予算で何ができるか考えてみよう

 

スケルトンリノベーションで「後悔したくない」「成功させたい」方は、横浜リノベーションにご相談を!

今回紹介したように、スケルトンリノベーションにはさまざまなメリットがありますが、業者選びや費用面などでデメリットとも言える部分もあります。
しかしそれらは業者選びさえ間違えなければ、心配することはありません。

横浜リノベーションはワンストップリノベーションに対応しており、物件探しや打ち合わせ、監理まで、経験豊富なリノベーションエンジニアが行います。
追加費用によって予算オーバーしないよう、初回見積もりから最終見積もりに近い金額を提示するなど、お客さまに寄り添った提案を心がけております。
スケルトンリノベーションで「後悔したくない」「成功させたい」方は、横浜リノベーションにご相談ください。

 

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